キックチェンジ

中指をボールに立てることで、ボールを支える役割を残しながらもチェンジアップでは極力避けたい中指で押し出す動作を小さくすることができます。
メジャーリーグではキックチェンジと呼ばれていますが、リリースの仕方や変化などは日本で言うシンカー(抜いて投げる日本のシンカーはメジャーリーグではチェンジアップ扱いされることが多い)
握り方もシンカーに近い変化をするバルカンチェンジの中指を立てた形になっています。
回転は力を逃がしながら投げるチェンジアップと同じシュート回転。
チェンジアップとして緩急を目的に回転を掛けないように投げれば横変化はそれほど大きくはならないですが、シンカーの様に変化を目的に回転を強く掛ければ利き手方向の横変化が大きくなります。
やはりシンカーと同じように、リリース時の腕の位置が低い投球フォームの方が変化を大きくしやすいでしょう。
キックチェンジの握り方とリリース
まず親指と人差し指で輪を作るようにしてボールの脇に添え、反対側を薬指と小指で握ります。
そして、最大の特徴の中指はボールに立てて置きます。
この時、中指と薬指が縫い目の細くなったところに来るようにボールを握ります




リリースは人差し指と親指で支えながら薬指で行います。
ストレートでは親指で支えて中指で最後押し出しますが、キックチェンジでは支える役割が親指と人差し指に、最後までボールに触れている指が薬指に変わるイメージです。
ストレートと同じ腕の振りでも最後まで触れる指が中指から薬指に変わることで手の中でボールの転がる角度が変わり、ボールの回転もバックスピンから水平な回転に変わるわけです。
そして、最大の特徴の中指はボールに立てて置きます。
この時、中指と薬指が縫い目の細くなったところに来るようにボールを握ります




リリースは人差し指と親指で支えながら薬指で行います。
ストレートでは親指で支えて中指で最後押し出しますが、キックチェンジでは支える役割が親指と人差し指に、最後までボールに触れている指が薬指に変わるイメージです。
ストレートと同じ腕の振りでも最後まで触れる指が中指から薬指に変わることで手の中でボールの転がる角度が変わり、ボールの回転もバックスピンから水平な回転に変わるわけです。