スリークォーター 理想の投球フォームを追求しよう 野球の変化球の投げ方・握り方&球速アップ方法研究所

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スリークォーター

スリークォーターはもっとも自然な姿勢で投げる投球フォームです。
クォーターとは1/4という意味で、スリークォーターとはつまり3/4。
腕を下げて地面に向けたのを0、腕を上げて空に向けたのを1とすると、その3/4のあたりの位置を腕が通過するということです。
実際にはその境目は曖昧で、オーバースローに近い角度からサイドスローに近い角度まで幅は広いです。
スリークォーターは遠心力を活かしやすく、オーバースローとは違った理由で球速が出やすいです。

スリークォーターからの変化球

スリークォーターからの変化球はオーバースローとサイドスローの良いとこ取りであり、中途半端でもあるかもしれません。
縦の変化はサイドスロー以上オーバースロー未満、横の変化はオーバースロー以上サイドスロー未満。
また、スリークォーターから繰り出すチェンジアップは少しの横の変化を含むようになり、右対左、左対右といった対戦では打者から逃げるような球筋になり、非常に有効になります。

スリークォーターの負荷

スリークォーターは人が物を投げる時の一番自然な姿勢と言われており、肩や肘、あるいは腰などへの負荷が一番低くなっています。
もちろん、スリークォーターといってもその中で投球フォームは様々なので一概に負荷が低いとは言えませんが、他の投球フォームに比べれば負荷は小さいでしょう。
少し話はそれますが、一つ注意したいことがあります。
オーバースローの投手が疲れにより肘が下がってくるのはスリークォーターとはまた別だということです。
意図してスリークォーターで投げるのとは違い、これは非常に危険です。
身体はオーバースローの傾き、使い方をしているのに、肩の角度や肘の位置だけが下がってくるのは大きな負荷がかかり、大きな故障に繋がってしまいます。

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