チェンジアップ

つまり球速を変えてタイミングを外すという特徴を持った球。
更に簡単に言うとスローボール。
とは言っても、単にゆっくりなボールを投げただけでは簡単に見切られてしまうので、打者に見極められないように投げる技術が必要になります。
ストレートと同じ投球モーションで投げることはもちろん、遅いボールを投げる為に腕の振りを遅くしてしまう様ではすぐ打者に見切られてしまいます。
ストレートと同じ腕の振りで、できるだけストレートの様な角度でリリースすることが大事になります。
主目的としては緩急ですが、抜いて投げる際の作用を利用した横の変化を加えたりすることが一般的となっています。
ストレートの様に指で強く押し出さないので、ストレートよりも初速がなく、ストレートよりも回転を減らすことによって空気抵抗を増やし、更に球速を落としてタイミングを外します。
球は若干山なりの軌道を描き、緩やかに落下します。
タイミングを外すことが目的なので、ストレートとの球速の差が大きければ大きいほど有効になります。
フォークボールやナックルボールといった明確に分類されている球種以外の、回転を減らしてタイミングを外す目的の球をとにかくチェンジアップとまとめている傾向があり、握り方や変化は様々。
サークルチェンジやバルカンチェンジ、OKボールなどの別名も様々です。
指に力を入れて挟むフォークボールと違い、ストレートと同じ自然な腕の振りで投げるので、負担が少なく故障の少ない変化球です。
チェンジアップの握り方とリリース
チェンジアップは回転を減らさなければいけないので、ボールを深く握り、指先で回転をかけないように少し浮かせます。




リリースはストレートと同じです。
指先は使わず、できるだけ指の付け根で転がすようにリリースします。
もしくはボールの内側を横に撫でるようにリリースします。
この場合、より緩く投げることができ、シュート方向へ変化するようになります。
今はこちらのリリースが一般的です。
他の投げ方としては、中指と薬指の間を広げて握り、その2本の指の間から抜くというシンカーの様な投げ方もあります。
チェンジアップとして投げるのであれば無理に回転を掛ける必要はなく、ストレートに近い腕の振りを意識します。
とにかく、どの投げ方でも遅い球を投げようと意識して腕の振りまで遅くならないように注意が必要です。




リリースはストレートと同じです。
指先は使わず、できるだけ指の付け根で転がすようにリリースします。
もしくはボールの内側を横に撫でるようにリリースします。
この場合、より緩く投げることができ、シュート方向へ変化するようになります。
今はこちらのリリースが一般的です。
他の投げ方としては、中指と薬指の間を広げて握り、その2本の指の間から抜くというシンカーの様な投げ方もあります。
チェンジアップとして投げるのであれば無理に回転を掛ける必要はなく、ストレートに近い腕の振りを意識します。
とにかく、どの投げ方でも遅い球を投げようと意識して腕の振りまで遅くならないように注意が必要です。