カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023
カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023は一般社団法人日本野球機構(NPB)・オーストラリア野球連盟(BA)・中華職業棒球大聯盟(CPBL)・韓国野球委員会(KBO)の4か国の野球組織の主催で行われる国際野球大会です。
この大会の特徴として、『登録選手は24歳以下またはプロ球団入団3年目以内を基本とし、オーバーエイジは29歳以下で3枠まで』、というものがあります。
今大会の24歳以下は1999年1月1日以降生まれ、29歳以下のオーバーエイジは1994年1月1日以降生まれになります。
日本代表・侍ジャパン
ポジション | 背番号 | 名前 | 年齢 | 投打 | 所属 |
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投手 | |||||
15 | 早川 隆久 | 25 | 左投 | 楽天 | |
16 | 隅田 知一郎 | 24 | 左投 | 西武 | |
17 | 赤星 優志 | 24 | 右投 | 巨人 | |
19 | 佐藤 隼輔 | 23 | 左投 | 西武 | |
20 | 横山 陸人 | 22 | 右投 | ロッテ | |
21 | 吉村 貢司郎 | 25 | 右投 | ヤクルト | |
34 | 田口 麗斗 | 28 | 左投 | ヤクルト | |
37 | 及川 雅貴 | 22 | 左投 | 阪神 | |
47 | 桐敷 拓馬 | 24 | 左投 | 阪神 | |
48 | 今井 達也 | 25 | 右投 | 西武 | |
50 | 清水 達也 | 24 | 右投 | 中日 | |
59 | 根本 悠楓 | 20 | 左投 | 日本ハム | |
捕手 | |||||
22 | 古賀 悠斗 | 24 | 右投右打 | 西武 | |
31 | 坂倉 将吾 | 25 | 右投左打 | 広島 | |
58 | 石橋 康太 | 22 | 右投右打 | 中日 | |
内野手 | |||||
二塁 | 2 | 牧 秀悟 | 25 | 右投右打 | DeNA |
三塁 | 5 | 野村 佑希 | 23 | 右投右打 | 日本ハム |
三塁 | 8 | 佐藤 輝明 | 24 | 右投左打 | 阪神 |
遊撃 | 9 | 野口 智哉 | 24 | 右投左打 | オリックス |
遊撃 | 35 | 門脇 誠 | 22 | 右投左打 | 巨人 |
遊撃 | 51 | 小園 海斗 | 23 | 右投左打 | 広島 |
外野手 | |||||
中堅 | 1 | 藤原 恭大 | 23 | 左投左打 | ロッテ |
右翼 | 23 | 森下 翔太 | 23 | 右投右打 | 阪神 |
左翼 | 55 | 秋広 優人 | 21 | 右投左打 | 巨人 |
中堅 | 60 | 岡林 勇希 | 21 | 右投左打 | 中日 |
右翼 | 66 | 万波 中正 | 23 | 右投右打 | 日ハム |
※紅林 弘太郎の辞退により野村 佑希が追加招集
役職 | 背番号 | 名前 |
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監督 | 89 | 井端 弘和 |
ヘッドコーチ | 88 | 金子 誠 |
投手コーチ | 81 | 吉見 一起 |
バッテリーコーチ | 74 | 村田 善則 |
内野守備・走塁兼作戦コーチ | 77 | 梵 英心 |
外野守備・走塁コーチ | 79 | 亀井 善行 |
オーバーエイジ枠は田口 麗斗、今井 達也、坂倉 将吾の3人。
最年少は2003年生まれの根本 悠楓で、最年長は1995年生まれの田口 麗斗です。
球団別では4人の阪神と西武が最多、最少はソフトバンクで選出なしとなりました。
2023年シーズンの開幕前に行われたワールド・ベースボール・クラシックから続けて選出されたのは牧 秀悟のみ。
出場可能な年齢の選手も多くいましたが、疲労を考慮して外したのかもしれません。
ポジション別に見ていくと、まず投手ですが抑えは経験豊富で今季抑えとして結果を残している田口でしょう。
中継ぎも桐敷と及川の阪神コンビや西武の佐藤、中日の清水など1軍で結果を出している選手が多く盤石です。
リリーフ陣と比べて選択肢が少なかったと思われるのが先発で、オーバーエイジで今季初の2桁勝利を上げた今井を選出しています。
今井と二桁勝利こそ逃したものの1年間ローテを守った隅田を軸に、恐らくあと2人必要になる先発を早川、赤星、吉村、根本が争う感じでしょうか。
あるいは、球数制限はありませんが計画的なロングリリーフもあるかもしれませんね。
捕手はオーバーエイジの坂倉が実績では抜きん出ていますが本職の一塁手が選ばれていないため、一塁手としての出場も考えられます。
その場合、先発が予想される今井・隅田とバッテリーを組んでいる古賀が有力でしょうか。
内野手は前述の通り本職の一塁手が選ばれていないため、かなり流動的になるかと思います。
牧は井端監督が4番を明言しているので全試合スタメンで出場するでしょう。
問題は二塁を守るか一塁を守るか、はたまたDHか。
二塁も一塁も選択肢が少なそうなのでDHでは使いづらく、本職の二塁を任せたいです。
その場合、一塁は秋広でしょうか。
三塁は本職の佐藤がいますが本職というには守備に不安があるので佐藤をDHで使い、本職遊撃陣から引っ張ってくることも考えられます。
遊撃は紅林が最有力だと思うので、三塁は小園でどうでしょう。
さすがに坂倉ということはないですよね(笑)
門脇は内野を幅広く守っているので、スタメンよりはベンチに置いておいて試合終盤に必要となったポジションで出てもらう方が輝きそうではあります。
外野は中堅が岡林、右翼が万波でほぼ決まりでしょう。
万波は一塁も考えられますが、一塁に回すなら秋広の方が優先度が高そうです。
秋広を一塁で使った場合の左翼が悩みの種で、森下辺りが守ることになるんでしょうか。
秋広が左翼を守るなら、一塁は牧で二塁は門脇か野口。
万波が一塁を守るなら、右翼に森下が入るか、岡林が右翼にずれて中堅に藤原という選択肢もあります。