野球の変化球の投げ方・握り方&球速アップ方法研究所

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■投手の小さな大敵? その1 指先の爪のケア、爪割れ対策

プロ野球を観ていて、しばしば打たれてもいないのに先発投手が早い回に降板するシーンを目にしたことはないでしょうか。
そのほとんどが故障によるものでしょうが、その中でも飛んでも跳ねても平気なのにただ一点、身体の末端に異常が起きて降板せざるを得なくなる個所があります。
それが指先です。

投球において指先は最後の最後に力を加える箇所であり、ボールに直接触れる箇所でもあります。
それだけに、指先には繊細な感覚が求められます。
その指先に異常が起きれば球速、コントロールに致命的な悪影響が出ることは避けられないでしょう。

▽ 指先の爪割れの原因とは ▽

野球をプレーする人ならば誰でも可能性のある指先の爪割れですが、その中でも圧倒的に多いのが投手です。
なぜかというと、それはボールを投げる機会が多いからです。
ボールを強く投げる機会の多い投手は、それだけ指先に強い負荷が掛かることになります。
その際、爪が長いとリリース時にボールと接触し、その負荷に耐えられず爪が割れてしまいます。

▽ 爪が割れないようにするためには?爪割れ対策 ▽

リリース時にボールと接触してしまうことで爪が割れるなら、爪を短くする、ということをまず考えるでしょう。
それは半分正解で、半分間違いです。
なぜなら、爪が短すぎると指先の肉が爪に食い込んで血マメの原因になってしまったり、肉が爪に食い込む感覚がリリースを狂わせる場合もあります。
長すぎても駄目、短すぎても駄目。
ということで、長すぎず短すぎずの丁度良い長さにする必要があります。

では丁度良い爪の長さとはどのくらいか、ということになりますが、これは各々がその時々で細かく調節しながら理想の長さを見つけるしかありません。
リリースポイントや手首の角度、投げる変化球の種類、はたまた持って生まれた指の形など、様々な要素が絡んでくるからです。
理想の長さを見つけるには、継続的な調整が必要なのです。

また、爪の長さを調節する際、爪切りを使用せずに爪やすりを使用しましょう。
爪切りでは細かい調節がしづらい他、切り口が綺麗にならずに爪割れを起こす原因にもなります。

▽ 強い爪を作る爪のケア ▽

たとえ爪の長さに多大な気遣いをしていても、時には爪がボールにぶつかってしまうことがあります。
どんな名投手でも打たれる日があるように、状態は一定ではありません。
投球フォームやリリースポイントがばらついたり、使用するボール自体に多少の差異があることもあるでしょう。
そんな時、爪の強度が重要になってきます。
爪の強度、つまり爪の硬さや剥がれにくさが爪の故障を防いでくれます。

爪が強くなる、あるいは弱くなる要因としては、内的要因と外的要因があります。
内的要因として挙げられるのは、栄養不足や血行不良と爪の病気です。
爪はたんぱく質で出来ている為、たんぱく質が不足していると爪が脆くなってしまいます。
たんぱく質は肉類(特に豚肉)や大豆に多く含まれており、これらを継続的に食べることで摂取することができます。
さらに鉄や亜鉛も摂取するとより理想的です。
また、爪用の栄養剤があり、それらを使用するのも良いでしょう。
血行不良に関しては、筋力低下が一番の原因であり、野球を始めとした運動を定期的に行っているのならばあまり心配はないかもしれません。
もし冷え性であったり指先を冷やすことが多いというのであれば、冷やしすぎないようにし、意識して指先を運動させるようにしましょう。
もし簡単に割れてしまう、剥がれてしまう、色がおかしいなどの場合は病気を疑います。
すぐに皮膚科や内科を受診してください。
外的要因は主に乾燥をいかに防ぐかになります。
爪は乾燥してしまうと弾力を失い、非常に割れやすくなってしまいます。
爪が乾燥する原因として身近なのは洗剤や消毒液になります。
手洗い用や食器用など、洗剤は油分を取り除くことを目的とした部分があります。
あまり短い間隔で何度も洗剤を使うようなことがあると、爪や手全体から油分を過剰に取り除き、乾燥した状態になってしまいます。
また、手洗いとセットで行うことも多いアルコール消毒ですが、アルコールは蒸発する際にまわりの水分を奪うため、こちらも乾燥を促すことになります。
対策としては乾燥に気を付け、ハンドクリームや爪用の保湿クリームを使用するようにしましょう。

▽ 小さな傷が大事を招く ▽

爪は一度割れてしまうと修復されるまで多くの時間が必要になります。
痛みがあるような割れ方をしてしまうと、ピッチング以外のプレーにも影響が出てしまいます。
そうならないように対策はできるだけしておきたいところです。

対策なんてしてないけど爪が割れたことがない、というアナタ。
爪の長いまま投球しても割れたことがない、というアナタ。
それは投球の際、指先までしっかり使えていないということかもれませんよ。
指先で最後の一押しをすれば球速アップ!
投球時に爪が割れて一人前なのかもしれません。

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