硬式球と軟式球の違いと変化球への影響
日本では野球というと『硬式野球』と『軟式野球』の2種類があります。
その違いは使用している球にあり、『硬式野球』で使用されているのは『硬式球』、『軟式野球』で使用されているのは『軟式球』となります。
その違いは使用している球にあり、『硬式野球』で使用されているのは『硬式球』、『軟式野球』で使用されているのは『軟式球』となります。
硬式球と軟式球の違いは?
まず名前の通り、硬さ。
もともと軟式球は手軽で子供などにも怪我の危険が少ない球ということで開発されました。
そしてもうひとつ、軽さ。
軟式球の中で一番大きなA号でも硬式球より10gほど軽くなっています。
他にも細かな違いはありますが、上記の2つが大きな違いでしょう。
また、軟式球は2006年に新しく開発された球への変更が行われています。
以前は縫い目を模した山の他に、全面を無数の楕円形ディンプル(凹み)が覆っているデザインでした。
しかし、2006年に小円三角形を組み合わせたディンプル変更されました。
これによって打球や投球の飛距離が伸び、変化球が投げやすくなったとされています。
同時に、硬式球と軟式球のプレー感が近づいたということでもあります。
もともと軟式球は手軽で子供などにも怪我の危険が少ない球ということで開発されました。
そしてもうひとつ、軽さ。
軟式球の中で一番大きなA号でも硬式球より10gほど軽くなっています。
他にも細かな違いはありますが、上記の2つが大きな違いでしょう。
また、軟式球は2006年に新しく開発された球への変更が行われています。
以前は縫い目を模した山の他に、全面を無数の楕円形ディンプル(凹み)が覆っているデザインでした。
しかし、2006年に小円三角形を組み合わせたディンプル変更されました。
これによって打球や投球の飛距離が伸び、変化球が投げやすくなったとされています。
同時に、硬式球と軟式球のプレー感が近づいたということでもあります。
硬さと重さが違うとプレーにどう影響するのか
硬式球に比べて軟らかい軟式球は潰れやすいと言えます。
それが特に影響するのがバッティング。
ボールがバットにぶつかった瞬間軟式球だと潰れてしまい、スイングの力が逃げてしまいます。
ボールに伝わる力が弱くなるので、打球は伸びなくなります。
また重さが違うと、外部からの力の影響の受けやすさが変わってきます。
軽い軟式球は重い硬式球より空気抵抗の影響を受けやすく、打った球も投げた球も失速しやすいです。
つまり打球や遠投は距離が出ず、投球の球速も出ないということになります。
それが特に影響するのがバッティング。
ボールがバットにぶつかった瞬間軟式球だと潰れてしまい、スイングの力が逃げてしまいます。
ボールに伝わる力が弱くなるので、打球は伸びなくなります。
また重さが違うと、外部からの力の影響の受けやすさが変わってきます。
軽い軟式球は重い硬式球より空気抵抗の影響を受けやすく、打った球も投げた球も失速しやすいです。
つまり打球や遠投は距離が出ず、投球の球速も出ないということになります。
軟式球で投げやすい変化球と投げにくい変化球
『変化球の仕組みを考えよう』のページでも解説していますが、変化球はマグヌス効果と重力とそして空気抵抗で変化しています。
そして軟式球は外部からの力の影響を受けやすい。
ということはつまり、軟式球は変化しやすく、変化球を投げやすいということになります。
しかし、思わぬ落とし穴もあります。
余計な変化をしてしまうことです。
例えばフォークボール。
フォークボールは通常、少ないながらもシュート回転しています。
硬式球なら少しシュートする程度ですが、軟式球だとかなりシュート方向の変化が大きくなってしまいます。
下方向に落とすには、硬式球以上に回転数を抑える必要が出てきます。
他にナックルは小さすぎる揺れを無数に繰り返すような変化から捕手の手が届かないようなところまで変化してしまうなど、変化の幅が大きくなり過ぎてしまうかもしれません。
かといって回転をつけると、そちらの方向にしか変化しなくなったりと。
回転を減らす必要のある変化球は変化をコントロールするのが難しいでしょう。
そして軟式球は外部からの力の影響を受けやすい。
ということはつまり、軟式球は変化しやすく、変化球を投げやすいということになります。
しかし、思わぬ落とし穴もあります。
余計な変化をしてしまうことです。
例えばフォークボール。
フォークボールは通常、少ないながらもシュート回転しています。
硬式球なら少しシュートする程度ですが、軟式球だとかなりシュート方向の変化が大きくなってしまいます。
下方向に落とすには、硬式球以上に回転数を抑える必要が出てきます。
他にナックルは小さすぎる揺れを無数に繰り返すような変化から捕手の手が届かないようなところまで変化してしまうなど、変化の幅が大きくなり過ぎてしまうかもしれません。
かといって回転をつけると、そちらの方向にしか変化しなくなったりと。
回転を減らす必要のある変化球は変化をコントロールするのが難しいでしょう。
硬式球も軟式球も変化球の投げ方自体は変わらない
硬式球も軟式球も球速や変化の仕方に違いはあっても、結局変化球の変化する仕組み自体は変わりません。
回転であったり、空気抵抗であったり。
普段使用するボールが変わる場合、とりあえず投げてみてからその変化をみて、「曲がりすぎてるから回転を抑えよう」とか「変化が小さいから回転を強くしてみよう」と微調整するのがいいでしょう。
そのためにも、自分の投げる変化球の変化する仕組みは理解しておきましょう。
回転であったり、空気抵抗であったり。
普段使用するボールが変わる場合、とりあえず投げてみてからその変化をみて、「曲がりすぎてるから回転を抑えよう」とか「変化が小さいから回転を強くしてみよう」と微調整するのがいいでしょう。
そのためにも、自分の投げる変化球の変化する仕組みは理解しておきましょう。